秋の森林植物園を歩く
2009年 09月 27日
秋の草花の小径
散歩で発見した日頃慣れ親しんでいる秋
女郎花(オミナエシ)と書く
花らしい花をつけていないが枝全体が黄色なので、草原ではよく目立ち、風に揺れるやさしい姿は秋の名花だ。
語源は黄色の花が集まって開くさまが粟の御飯に似ているので女飯(オンナメシ→オミナエシ)になったらしい
女郎花少し離れて男郎花
撫子(ナデシコ)
愛すべき…いつくしむべきものという意味から名づけられた。
撫子の花見るごとにをとめ等が笑まひの匂が思はゆるかも(万葉集)
セキヤの秋丁子[シソ科]
秋丁子空より碧き色まとひ(志水)
キツネノマゴ、赤い水引など、がすっきりと伸びているのが多くみられた
何といってもやはり秋はススキ。スクスク立つ木(草)という語源からススキという。
オバナ花穂が獣の尾に似ている)とか カヤ(この草で屋根をふく意味)とも呼ばれるが。
今はちょうど開花期で黄色の葯が垂れ下がり、ゆらゆら揺れて太陽に輝いていた。
人はみな 萩は秋というよし我は尾花が末を秋とは言はむ(万葉集)
ななかまど
(西洋では聖なる木として材から十字架を作る。そして7回かまどに入れても燃えにくいという意味を持つ。)
も色づき始めている
おなもみ(子供が衣服につけて遊ぶトゲトゲの実)も見つけた。
私が大好きな野菊(ユウガギク)もみられる。葉を揉むと柚子のにおいがするというが、ほとんど匂わないのはなぜ?
はや咲きて袖が菊とや露しけく (千穂)
一番の発見はススキの根元に咲くナンバンギセル(思い草ともいう)
初めて見たが本当に煙管そっくりだった。
よく見かけるこの時期の力芝全く頑固でこれを引き抜こうといくら頑張ってもびくともしないこの黒いブラシのような穂は試験管掃除のブラシのようであるが太陽の光にっては、芸術的で心惹かれるものがあるのが不思議。ためしに引き抜いてみてください!!
このほか秋の草花の中にしらかんば、(白樺の木)がすっくと並んでいる。「華燭の典」の文字はこの木からとったらしく、喜ばしい色に輝いている。この白樺の皮で焚きつけや、灯火用にしていたというだけあって結婚式のともしび「華燭」に使われておめでたい。日曜日だったのでアジサイの時ほどの人ではないがかなりの家族が来ていた。そのあと誰もいない展望台やブリスベーンの丘で4時間も小鳥、オカリナと遊んでしまった。
わが心むつかりにけり砂のうへの力芝ぬき ぬきかねてをり
、汗をかいて歩く山は暑くて暑くて・・・・しかし心地よい秋だった!!
散歩で発見した日頃慣れ親しんでいる秋
女郎花(オミナエシ)と書く
花らしい花をつけていないが枝全体が黄色なので、草原ではよく目立ち、風に揺れるやさしい姿は秋の名花だ。
語源は黄色の花が集まって開くさまが粟の御飯に似ているので女飯(オンナメシ→オミナエシ)になったらしい
女郎花少し離れて男郎花
撫子(ナデシコ)
愛すべき…いつくしむべきものという意味から名づけられた。
撫子の花見るごとにをとめ等が笑まひの匂が思はゆるかも(万葉集)
セキヤの秋丁子[シソ科]
秋丁子空より碧き色まとひ(志水)
キツネノマゴ、赤い水引など、がすっきりと伸びているのが多くみられた
何といってもやはり秋はススキ。スクスク立つ木(草)という語源からススキという。
オバナ花穂が獣の尾に似ている)とか カヤ(この草で屋根をふく意味)とも呼ばれるが。
今はちょうど開花期で黄色の葯が垂れ下がり、ゆらゆら揺れて太陽に輝いていた。
人はみな 萩は秋というよし我は尾花が末を秋とは言はむ(万葉集)
ななかまど
(西洋では聖なる木として材から十字架を作る。そして7回かまどに入れても燃えにくいという意味を持つ。)
も色づき始めている
おなもみ(子供が衣服につけて遊ぶトゲトゲの実)も見つけた。
私が大好きな野菊(ユウガギク)もみられる。葉を揉むと柚子のにおいがするというが、ほとんど匂わないのはなぜ?
はや咲きて袖が菊とや露しけく (千穂)
一番の発見はススキの根元に咲くナンバンギセル(思い草ともいう)
初めて見たが本当に煙管そっくりだった。
よく見かけるこの時期の力芝全く頑固でこれを引き抜こうといくら頑張ってもびくともしないこの黒いブラシのような穂は試験管掃除のブラシのようであるが太陽の光にっては、芸術的で心惹かれるものがあるのが不思議。ためしに引き抜いてみてください!!
このほか秋の草花の中にしらかんば、(白樺の木)がすっくと並んでいる。「華燭の典」の文字はこの木からとったらしく、喜ばしい色に輝いている。この白樺の皮で焚きつけや、灯火用にしていたというだけあって結婚式のともしび「華燭」に使われておめでたい。日曜日だったのでアジサイの時ほどの人ではないがかなりの家族が来ていた。そのあと誰もいない展望台やブリスベーンの丘で4時間も小鳥、オカリナと遊んでしまった。
わが心むつかりにけり砂のうへの力芝ぬき ぬきかねてをり
、汗をかいて歩く山は暑くて暑くて・・・・しかし心地よい秋だった!!
by yukihime70
| 2009-09-27 20:36
| 近辺ぶらり歩いて・・・